ブログのカテゴリー名の決め方と分け方のルールを具体例つきで解説

ブログのカテゴリー分類を適切に行うことで、SEO的にも好影響が出て、ブログの検索上位表示にも良い効果が期待できます。

とはいえ、ブログ初心者の段階では「とりあえず記事を書かなきゃ!」という思いから、カテゴリーは適当に決めてしまいがちで、そのままの状態でなんとなくブログを運営し続けてしまっている…という方も多いはず。

またカテゴリー分けは難しく「どうやってカテゴリー分けをしたらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

カテゴリーを適切に分けて、サイト構造を読者とGoogleに対して理解しやすくなるように整理するだけでも、ブログのアクセスアップに大きく貢献してくれるものです。

今回はSEOに効く、ブログのカテゴリー分類の方法と、カテゴリー名のつけ方を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ブログでカテゴリーが重要な理由

大前提として、カテゴリー分けを適切に行うことでSEOに好影響が出ることが期待できます。

カテゴリーを適切に整理して分類することで、

  • ブログ訪問者が情報を探しやすいブログになる
  • 検索エンジンが構造を理解しやすいブログになる

という効果が生まれ、結果として検索エンジンから評価されやすいブログになるのです。

訪問者が情報を探しやすいブログになる

カテゴリーを適切に整理してあげることで、ブログ訪問者にとって「自分が必要としている情報を見つけやすいブログ」になります。

例えば、レンタルDVD屋さんでも「恋愛」や「ホラー」といったジャンルでコーナーが分けられているので、見たい映画をすぐに見つけることができるのと同じです。

読者にとってユーザビリティが高いブログになれば、1つの記事から流入してくれた読者が、積極的に他の記事も見てくれるようになり、サイト内滞在時間や巡回率も高くなりやすいです。

また「このサイトはわかりやすい」と思ってもらえると、何度も繰り返しサイトを訪問してくれたり、ブックマークしてくれたり、誰かに紹介してくれたりする可能性も上がるので、SEO的な評価も高まりやすくなります。

検索エンジンが構造を理解しやすいブログになる

GoogleはクローラーというWEB上を巡回してデータを集めるAIを使い、サイトを自動チェックして評価を定めた上で、独自のアルゴリズムで検索順位を定めています。

カテゴリーだけでブログの評価が決まるわけではありませんが、Googleはブログのカテゴリー構造を見て「このブログが何について詳しく紹介されているか」を判断する部分もあります。

例えば、

  • 不動産購入
  • 不動産売却
  • リフォーム
  • 空室対策
  • 銀行融資対策

といったカテゴリー分類がされていれば、Googleも「このブログは不動産投資を専門的に扱ったブログなんだな」と理解してくれやすくなります。

もし、カテゴリー分類がぐちゃぐちゃでサイトの構造がわかりにくかったり、カテゴリー名が「何についての記事の集合体か」を示すものとして不適切だったら、Googleから高く評価してもらえなくなります。

レンタルDVDの例でいうと、明らかに恋愛の棚にホラー作品があったり、未分類というコーナーがあったり、「恋愛」の他にも「純愛」や「ラブコメ」などあまりにも多く分類されていて、探したい作品を見つけるのが難しかったら、その店にはあまり行きたくならないですよね。

Googleは検索者にとって最適なサイトを上位表示させることを前提としているので、カテゴリーが適当なブログ(=欲しい情報をすぐに探し出せないブログ)は自ずと評価が下がってしまいます。

適切なカテゴリーの分け方

カテゴリーを作る際のポイントは「情報をわかりやすく整理する」ことです。

例えば「アイドル」に関する特化ブログを運営するなら、こんなカテゴリー分類が考えられます。

アイドルブログのカテゴリー分類例

1つのカテゴリーの中に、更に小さなカテゴリーを作る際には、上の階層(大きな括り)を親カテゴリー、下の階層(小さな括り)を子カテゴリーと呼びます。(もし子カテゴリーの中で更に分類する場合は孫カテゴリーとなります)

上のアイドルブログの例でいうと、

  • 親カテゴリー:グループの種類(ハロプロ、48グループなど)
  • 子カテゴリー:具体的なグループ名(AKB、SKEなど)

となりますが、カテゴリーの階層構造は「親>子>孫」と階層が下がれば下がるほど、具体性は上がっていきます。

どういうカテゴリーの分け方をすれば、ブログ訪問者が必要としている情報にスムーズにたどり着いてもらえるようになるかという点を抑えて、カテゴリーを分類していきましょう。

カテゴリー分類をするときのルール

ここからはカテゴリーの分類の仕方について具体的に解説していきます。

カテゴリー分類のポイントは「ブログ訪問者にとってわかりやすい構成にすること」なので、最適なカテゴリー分類は、そのブログによって様々です。つまり絶対的な答えというものはありません。

ただ、大枠として抑えておきたい、いくつかのルールや考え方は存在しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1記事につきカテゴリーは1つ

WordPressでは1つの記事に対して複数のカテゴリーを設定することができますが、検索エンジンは1つの記事につき、1つのカテゴリーしか認識してくれません。

よって、1つの記事に対しては1つのカテゴリーのみを設定するのが原則です。

また、カテゴリー分類をする目的は、ブログ訪問者にたくさんある記事の中から目当ての記事を簡単に見つけてもらうことですが、1つの記事が複数のカテゴリーにまたがってしまうと、訪問者にとっての利便性も下がってしまいます。

もしカテゴリーを横断して、記事群を作りたいのであれば「タグ」機能を使うようにしましょう。

また、異なる尺度でブログ記事を分類したい場合もタグの使用を推奨します。

例えば、映画についての特化ブログを作るとして、「恋愛」や「サスペンス」といった映画のジャンルでカテゴリー分けをしているけど、「2000年代」や「1990年代」といった年代別での分類や、出演俳優ごとに分類したい場合は、複数の視点からカテゴリーを作るのではなく、タグを用いることで、スッキリ整理されたブログになります。

親カテゴリーと子カテゴリーの名前の重複は厳禁

ブログ初心者にありがちなのが、カテゴリーの階層を増やした際に、親カテゴリーと子カテゴリーの名前が重複してしまうことです。

親カテゴリーと子カテゴリーの重複の図

このように「子育て」という親カテゴリーの中に、「子育て」という同名の子カテゴリーが含まれるのはNGです。

  • 親カテゴリー:子カテゴリーの抽象
  • 子カテゴリー:親カテゴリーの具体

となるべきで、親カテゴリーと子カテゴリーの抽象度が同じというのは構造上、問題があります。

また、カテゴリーを作ると、そのカテゴリーの記事が一覧で表示されたり、カテゴリーの詳細を説明するためのカテゴリーページが生成されますが、カテゴリーページも原則としてGoogleからの評価の対象になります。

そのため、親カテゴリーと子カテゴリーのキーワードが全く同じで、検索意図も被ってしまうと、1つのブログ内に検索意図が重複するコンテンツが複数存在してしまうため、SEO的に好ましくありません。

同様の理由から、トップページのタイトルと親カテゴリーの名称がかぶること(サイト名が「SEO対策」でカテゴリーにも「SEO対策」があるようなケース)や、カテゴリー名と記事タイトル名がかぶることも推奨できません。

カテゴリーを増やしすぎない

カテゴリーはブログ訪問者に目当ての記事を見つけてもらいやすくするために存在します。

そのため、カテゴリーを増やしすぎてしまうと、訪問者にとって記事が見つけにくいサイトになってしまうため、カテゴリー数が多くなりすぎてしまわないように注意が必要です。

ノジーのアイコン画像ノジー

カテゴリー数は多すぎるのも少なすぎるのも良くないです。

「とりあえずたくさん記事を書こう!」という意識でブログを書き進めていって、カテゴリーはその場の気分でその都度なんとなく決めている場合は、カテゴリー数も不要に多くなりすぎる傾向にあります。

まずは「これから運営していくブログにはどのカテゴリーがどの程度必要なのか」をある程度考えてから記事を書き進めていきましょう。

とにかくトレンドキーワードを攻めまくるような場合は、カテゴリーについてそこまで気にしすぎなくても、さほど問題になることはありません。

カテゴリー階層を深くしすぎない

同様にカテゴリーの階層を深くしすぎるのも、サイト設計を複雑化させてしまい、訪問者にとってユーザビリティの低いブログになってしまう恐れがあるので注意が必要です。

先ほど、「親カテゴリー>子カテゴリー>孫カテゴリー」という話をしましたが、一般的なブログではせいぜい子カテゴリーまでしか使うことはありません。

局所的な視点に陥ってしまうと、ついつい全体が見えなくなってしまうので、

このようにサイトの設計図を作ってあげて、どのカテゴリーにどんな記事を入れていくべきかという大枠の視点は常に持ち続けるようにしていきたいですね。

カテゴリーごとに記事数が偏らないようにする

カテゴリーによって記事数に大きく差が出てしまうのはNGです。

例えば、1つのカテゴリーに50記事あるのに、別のカテゴリーに3記事しかないような状況だと、そもそもカテゴリー分けをする意味が感じられませんし、訪問者のブログに対する満足度も下がってしまいます。

また、あまりにカテゴリーの記事数に偏りが出てしまうということは、すなわちそもそものサイト設計に問題があることになります。

もちろん、いずれ記事数を増やしていく予定で、最初は記事数が少ないということであれば問題ありません。ただ、将来的にそのカテゴリー内の記事数が増える予定がないのであれば、そのカテゴリーは削除したほうがいいですね。

特定の条件で記事を分類したいけど、記事数が少なくなる場合は、カテゴリーではなくタグの使用をオススメします。

カテゴリー名の決め方

カテゴリー名は、そのカテゴリーを象徴する単語であると同時に、カテゴリーページに飛ぶ内部リンクのアンカーテキストの役割を持ちます。

検索エンジンとブログ訪問者、両者にカテゴリーの中身を適切に伝え、SEO効果も高くするために以下の点を踏まえて、カテゴリー名をつけるようにしてみてください。

検索需要のあるキーワードを用いる

もしカテゴリー名を決める際に「キーワード」を意識していないのなら、とてももったいないので、検索需要のあるキーワードを用いるようにしましょう。

SEO対策という側面から見ても検索需要のあるキーワードを使う方が「このブログは何についてのブログなのか」を理解してもらいやすくなりますし、ブログ訪問者にとっても親切なブログになります。

大事なことは、ブログ訪問者がカテゴリー名を見ただけで「自分の欲しい情報がありそうかどうか」が判断できることですが、その観点を意識してカテゴリー名を決めたら、自ずと検索需要のあるキーワードが含まれるようになるはずです。

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「検索需要のあるキーワード=検索者が求めていること」ですからね!

記事を特定のキーワードで上位表示させたい場合、記事が属するカテゴリーが、上位表示させたいキーワードに関連性のある単語を含んでいるとSEO的にも効果的です。

例えば、マンガやVODの特化ブログを運営していて、個別記事のタイトルに「ネタバレ」が含まれているなら、カテゴリー名にも「ネタバレ」という単語を使ってあげることで、個別記事の「ネタバレ」での上位表示も期待できるということです。

また、カテゴリー名はブログ内の至る所で「アンカーテキスト(リンクの文章)」としての役割を持ちます。

カテゴリー名がアンカーテキストになっている例

例えば、上記の画像では、カテゴリー名の「メルマガマーケティング」がパンくずリストとして表示されていますが、こちらをクリックすると、「メルマガマーケティング」のカテゴリーページにリンクします。

アンカーテキストを記述する際は、キーワードを意識することが効果的ですが、カテゴリー名はアンカーテキストとして表示される機会が非常に多いので、やはりSEOを意識したキーワードを用いた方が良いということになります。

カテゴリー名はシンプルにわかりやすく

  • 検索需要のあるキーワードを使おう
  • 読者にとって魅力的でクリックしたくなるカテゴリー名をつけよう

といった意識が強くなりすぎると、つい検索キーワードを詰め込みすぎた長文のカテゴリー名をつけてしまう恐れもあります。

そうなると、必要な情報がそのカテゴリー内にあるかどうかが、読者にとってわかりにくくなってしまいます。

カテゴリー名を決めるときは「読者満足度」を最優先して考えるようにしましょう。

カテゴリーのスラッグは英語で簡潔に記述

スラッグとは、ページをURLで記述する際の文字列のことですが、カテゴリーを新規で作った状態では、カテゴリー名がそのままスラッグとして適用されます。

WordPressのカテゴリーページでスラッグをチェックする画面

カテゴリーのスラッグは記事ごとのパーマリンクを設定する時と同様に、そのページ(カテゴリー)が何に関するページなのかが一目でわかるように、英語で簡潔に示してあげましょう。

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日本語のままだとSNS等でリンクを共有しようとしたときに、意味不明な文字列に文字化けしてしまい、心理的にクリックしようという気持ちが削がれてしまいます。

カテゴリーのスラッグを修正したい時は、WordPressの管理画面から「投稿」>「カテゴリー」と進み、スラッグを修正したいカテゴリー名をクリックすると、以下のような画面に移ります。

WordPressのスラッグ修正画面

「スラッグ」の部分を任意の文字列に修正することができるほか、カテゴリーの名前もこのページから変更することができます。

カテゴリーはブログ内のわかりやすい位置に設置する

カテゴリーはグローバルメニューやサイドバー、フッター、あるいはブログのトップページなど、読者の目につきやすい場所に設置するようにしましょう。

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PCだけでなく、スマホやタブレットでの表示も意識したいですね!

ブログ訪問者は「このブログには他にどんな記事があるのだろう?」と興味を持ってくれることもありますが、その時にカテゴリーの一覧がわかりやすい位置に配置されていることで、スムーズに他の記事を閲覧してもらえるようになり、ブログ全体のファンになってもらえる可能性が上がります。

他のブログ記事に興味を持った訪問者が取る行動は、

  • ブログのトップページに戻る
  • カテゴリーをチェックする

このどちらかが考えられますが、カテゴリーが目につく場所にないブログは、それだけ機会損失も大きくなってしまいます。

ブログ全体のファンを増やす、他の記事も読んでもらえるようにするためにも、カテゴリーページ経由での他記事への流入も促していきたいですね。

まとめ

つい行き当たりばったりでカテゴリーを作成してしまう初心者ブロガーは多いと思いますが、ブログ訪問者に対して、わかりやすいコンテンツを提示するためにもカテゴリー分類は非常に重要です。

まずは、どんなブログ構造にすべきかイメージを固めた上で、それぞれのカテゴリーにどんな記事がどれくらい必要かを意識してブログを作っていきましょう。

見切り発車で取り組むのも時に効果的ですが、良いカテゴリー構造のブログは、読者にも検索エンジンにも好ましい「価値あるコンテンツ」として評価されるものですから。

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